「これから猫を飼いたいけど、初めて猫を買うから飼いにくい猫だったらどうしよう…?」
「なるべく甘えん坊で飼いやすい猫を飼いたいなぁ…」
猫を飼おうとおもっているけど、猫と言っても猫の種類ってたくさんあって、どんな猫の種類を選んでいいのか分かりにくいですよね?
じつは猫の種類によって「性格」全然違うのは知ってました?
甘えん坊で大人しい猫や、活発で運動量が豊富な猫など、一口に猫と言っても色々な性格な猫がいます。
猫の種類によって性格が変わるのを知らないと、実際に猫を飼ってみてから「想像していた猫との生活と全然違う…」なんてことになってしまいます。
はじめて猫を飼う初心者には必ず確認をしてもらいたい、飼いやすい猫の種類と飼いにくい猫の種類をランキングで解説していきます。
もちろん、個体差があるので、飼いにくい猫だと書かれている猫の種類でも、大人しくていい子もいるので、最終的には飼い主さんとのフィーリングです。
それでは、まずは飼いにくい猫の種類ランキングから見ていきましょう!
- 飼いにくい猫の種類ランキング:
- 飼いやすい猫の種類ランキング:
- ペットショップでよく見かける猫は飼いやすい:
- 猫の抜け毛について:
- オスとメスどちらが飼いやすい?:
- 避妊・去勢手術のメリットデメリット:
- まとめ:
- 猫のオススメ記事3選:
飼いにくい猫の種類ランキング:
1位アビシニアン:
アビシニアンははじめて猫を飼う人には絶対にオススメをしない猫です。
非常に活発で運動量も豊富な猫で、好奇心旺盛なため留守番中に部屋中イタズラされているなんてことも…
また、小さい頃から甘噛を許していると、大きくなってからエスカレートしていって本気で噛まれてしまうことがあるので、小さいときからのしつけが大事になってきます。
猫はほとんどしつけの必要のないペットではありますが、アビシニアンにはしつけが必要になってきます。
猫を今まで何頭も飼ってきている経験者なら、特に問題はないでしょうが、初めて飼う猫に選んでは絶対にやめましょう。
2位ソマリ:
ソマリはアビシニアンが突然変異をした猫なので、性格はアビシニアンとほぼ同じ性格をしています。
長毛種なので性格はアビシニアンよりは多少落ち着いていますが、性格は活発的で運動量も非常の多いので、一緒に猫と遊びたい人にはいいかもしれませんが、はじめて猫を飼う人にはアビシニアンと同じくオススメしません。
アビシニアンやソマリなどの猫は突然凶暴化することもあり、治すことは非常に難しいです。
猫が本気を出して人間を襲ったら、人間はなかなか抵抗ができないくらいに運動能力が高いので注意が必要です。
ペットショップで子猫で可愛いからという理由だけで、絶対に衝動買いは止めましょう。
3位ベンガル:
ペットショップではあまり見ることのない猫ですが、ヒョウのような毛色をしているのが特徴の猫です。
こちらもアビシニアンやソマリのように野生に近い猫の種類で、運動量が必要になってきます。
最近は改良をされて人懐っこく甘えん坊な子も増えてはいますが、まだ大変やんちゃなベンガルもいるので飼う場合はしっかり覚悟をしてから飼いましょう。
飼いやすい猫の種類ランキング:
1位アメリカンショートヘアー:
不動の人気ナンバーワンのアメリカンショートヘアーですが、アメショーという愛称で親しまれています。
初心者はもちろん、一人暮らし、ペット可のマンションで飼う場合も、アメリカンショートヘアーはオススメできる猫です。
人懐っこく適度に活発でバランスの取れた性格をしているので、非常に人気がある猫の種類で、ペットショップで必ずアメリカンショートヘアーは目にすると思います。
皆さんが想像している理想の猫はアメリカンショートヘアーといっても過言ではないくらいオススメな猫種です。
猫では珍しく多頭飼いにも向いていて、猫だけではなく犬も受け入れる性格の広さを持っています。
ただ、多頭飼いをする場合は小さい頃から慣らしておく必要があります。
2位スコティッシュフォールド:
知名度も徐々に高いものになってきているスコティッシュフォールドですが、もともとアメリカンショートヘアーとブリティッシュショートヘアという猫の種類をかけ合わせて出来たのがスコティッシュフォールドです。
その性格の良さはアメリカンショートヘアー譲りで、甘えん坊で誰にでも懐っこく、外見の特徴である真ん丸な顔と垂れた耳が他の猫の種類にはない魅力です。
ただ、スコティッシュフォールドは骨瘤(こつりゅう)、別名遺伝性骨形成異常症とも言われる病気になるリスク高いです。
簡単に骨瘤を説明すると、軟骨が固まってしまい手足やシッポなどが動かなくなってしまう病気のことです。
骨瘤に関しては下記記事にも書いてありますので、興味がある方は読んでみてください。
関連記事>>>スコティッシュフォールド特有の病気”骨瘤”は飼おうと思ってる人は知っておくべき病気
スコティッシュフォールドが人気になると、金儲け目当てのブリーダーも増えてしまい、知識がないままブリードをしてしまい、骨瘤になるリスクの高いスコティッシュフォールドを作り出していることが増えています。
個人的に骨瘤などのリスクがあり、あまり人気になって欲しくはない猫の種類ですが、純粋に飼いやすさという部分のみに焦点を当てた場合は飼いやすい猫です。
もしそれでも飼いたいという方は、手足が動かなくなっても最期まで面倒をみるという覚悟を持つことが大切です。
3位ロシアンブルー:
人気猫種ランキングでは上位の常連でもあるロシアンブルー。
そのロシアンブルーはとてもキレイな毛色と目の色が特徴の猫の種類です。
性格はマイペースで甘えん坊が多く、飼い主さんにはとても懐っこい性格の子が多いですが、知らない人には警戒心が強く人見知りをします。
他の猫の種類に比べて鳴くことが少なく、警戒心が強いところ以外は飼い主にも懐っこく甘えん坊なロシアンブルーは飼いやすい猫になります。
ペットショップでよく見かける猫は飼いやすい:
ペットショップでよく見かける猫は、初心者でも飼いやすい猫が販売されているので、店員さんと相談しながらライフスタイルに合った猫を選ぶのもいいと思います。
最近では、マンチカン、ブリティッシュショートヘアー、ラグドールも、猫の種類も性格が穏やかで飼いやすい猫として人気があります。
猫の抜け毛について:
猫は全ての種類で抜け毛があります。
抜け毛が絶対にダメな場合は、トイプードルなどの抜け毛がほとんどない犬がいいと思います。
特に中毛〜長毛の猫は、短毛の猫よりも抜け毛が長いので、抜け毛が気になる人は特に注意が必要です。
抜け毛の対策は、こまめにブラッシングです。
こまめにブラッシングをしていれば多少落ち着くので、気になる人はブラッシングで対策をしましょう。
ただ、飼い始めると抜け毛も気にならなくなってくると思います。。。
それくらい抜けるので諦めると思います。
オスとメスどちらが飼いやすい?:
飼いやすい猫の種類が分かったら、オスとメスはどちらが飼いやすいか気になると思います。
どちらも同じじゃないの?と思われる方もいるかもしれませんが、人間と一緒でオスとメスは異なる部分色々あります。
オスの特徴:
- 活発で甘えん坊が多い
- メスより大きい
- 部屋でもスプレー(おしっこ)をする
※去勢をするとスプレーが少なくなります。
メスの特徴:
- マイペース
- オスより小さい
- 発情期に鳴くことがある
詳しくは関連記事に書いてありますので、興味がある方はよかったら読んでみてくださいね。
関連記事>>>オスとメス同じ猫でも全然違う!性別で分かる性格差やライフスタイルの違い
避妊・去勢手術のメリットデメリット:
道徳的にかわいそうと思われる方もいるかもしれませんが、避妊・去勢手術にはさまざまなメリットがあります。
メリットデメリットをよく考えた上で、手術をするのかしないのかを決めてあげてください。
避妊・去勢手術をするメリット:
のら猫や家以外で飼っている猫の場合、赤ちゃんができてしまう可能性があるので、殺処分されてしまうことを事前に予防することができます。
また、メスの場合は乳がんや子宮蓄膿症といった病気になるリスクが減ったり、オスの場合も病気になるリスクが下がるのと、スプレーなどの問題行動が少なくなり、性格が穏やかになったりするメリットがあります。
発情によるメスやオスのストレスもなくなるので、スプレーや夜鳴きなどの問題行動に悩まれている飼い主さんは、避妊去勢手術の検討をした方がいいと思います。
メリットまとめ:
- 殺処分される頭数を減らすことができる
- 病気になるリスクが下がる
- 問題行動が少なくなる
避妊・去勢手術をするデメリット:
一番のデメリットは子猫が産めなくなるということ。
愛猫が可愛く、子猫が欲しいと思っても去勢・避妊をしてしまったら戻すことはできないので、注意が必要です。
また、避妊・去勢後は食欲が増すので、欲しがった分だけキャットフードを与えると肥満になります。
ただ、食事のコントロールは飼い主さんで適切にコントロールすれば問題はありません。
他にも、手術は全身麻酔をするので、リスクは0ではないので、万が一ということを考える必要があります。
年齢が高くなるにつれ、体力的なリスクも大きくなってくるので、高齢猫の場合は慎重に獣医と相談をして決めましょう。
デメリットまとめ:
- 子猫が産めなくなる
- 肥満になりやすくなる
- 全身麻酔によるリスクがある
まとめ:
猫を初めて飼おうと思っている初心者の方は、絶対にアビシニアンやソマリなどは飼わないようにしましょう。
全部が全部飼いにくいとはいいませんが、他の猫の種類に比べて飼いにくい性格をしている場合が多いです。
人懐っこくて甘えん坊な猫を飼いたい人は、アメリカンショートヘアーやロシアンブルーを飼うことをオススメします。
猫の平均寿命は15年前後と言われており、長い子で20年近く一緒に生きるパートナーになります。
長い間一緒に生活をするパートーナーだからこそ、色々と飼い方の勉強をして慎重に選ぶことが大事になってきます。
猫のオススメ記事3選:
ペットショップで販売されている犬猫の安い理由を書きました。
元ペットショップ店員だから分かる、ペットショップの裏側です。
関連記事>>>ペットショップで犬猫が安い理由を元店員が暴露します
健康の源はキャットフードは適当に選んでは長期的に見ると病気の原因になってしまいうかもしれません。
これから猫を飼おうと思っている方は、良質なキャットフードの見分け方を伝授する記事です。
関連記事>>>良質なキャットフードの選び方5つのチェックポイント
これから猫を飼おうとしている方で、多頭飼いをしたいと考えている場合は、絶対に見てもらいたい記事です。
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