犬猫も人間と同じく病気にかかったり、体調が悪くなってしまうことは少なくありません。
そうなった場合、近所の動物病院に行くことが多いとは思いますが、動物病院によってはアタリハズレがあるということは知識として持っておくことが大事です。
治らないけどずっと同じ治療方法や薬を使っていても治るどころか、意味のない投薬をしてしまっていることもあるかもしれません。
犬猫の病気が改善されないならセカンドオピニオン:
病気が数ヶ月経っても改善する気配がい場合はセカンドオピニオンの検討しましょう。
セカンドオピニオンとは、簡単に言うと違う動物病院で診てもらうことです。
1〜2カ月様子を見て、少しも改善される気配がない場合は、セカンドオピニオンを検討する方がいいでしょう。
なぜセカンドオピニオンをオススメするかと言うと、担当の獣医が不得意分野の病気である場合、的確な処方が出来ていない可能性が高いからです。
適切な処置が出来ていないと、当然治るものもいつまでたっても治らないということになってしまいます。
セカンドオピニオンをすることで、今まで通っていた獣医との信頼関係を崩したくないと思われる方もいるかと思いますが、一番に動物のことを考えてあげることが飼い主さんの指命になります。
動物は自分で行く病院を決めることが出来ないので、飼い主さんの行動がとても大切です。
獣医は体の全てをで見なければならない:
人間の場合、外科や内科など症状によって病院を決めることができますが、動物病院に限っては外科であろうと、内科であろうと全身を見なくてはいけません。
当然、獣医によっては得意、不得意の分野が存在して、担当の獣医が得意分野の病気だった場合はラッキーですが、そうではいこともしばしばあります。
その場合、こまめに動物病院に通って、薬を処方してもらったりするのですが一向に症状が改善する気配がないということもあります。
全てを網羅して治療できる獣医はいないと思ったほうがいいです。
セカンドオピニオンの選び方:
ネットで調べる
最近ではネットでも検索すればある程度は分かることが多く、検索の仕方は”地域名+病気名”などで検索をしてみると、その病気が得意分野の動物病院の場合はホームページに掲載されている確率が高いです。
犬友達から聞く
犬友達に評判のいい動物病院や、特定の分野に強い動物病院を聞いてみるのもオススメです。
特に地方の場合は、評判の良い悪いはすぐに広まるので、ネットの情報より口コミの情報が正確です。
トリマーから聞く
口コミの中でも一番オススメしたいのは、利用しているトリミングサロンのトリマーさんに聞くことで信用できる情報を得る確率があがります。
なぜなら、トリマーさんは色々な飼い主さんの病気の話をしているので、当然動物病院の話が出てきます。
そこで良い動物病院、悪い動物病院や得意な治療分野などといった細かな情報が入っていることが多く、適切な動物病院を紹介してくれると思います。
トリマーさん自身が行っている動物病院に行ってみるのも一つの手です。
抽象的な言葉しか使わない獣医は信じるな:
診断に自信がない場合、獣医は抽象的な言葉しか使わない場合、不得意分野の可能性が高いです。
具体的に分かりやすく説明をしてくれる獣医は信頼出来ます。
また、人気があるところが必ずしも腕のある動物病院とは限りません。
獣医の人柄や環境が良かったりするだけで、行列が出来る動物病院もありますが、人気があるからと言って病気を絶対に治してくれるとは限りません。
実際に治療の経過を見て判断をするようにしましょう。
病気は時間を掛けて治す:
セカンドオピニオンも大事ですが、もっと大事なのは薬を処方してくれて2,3日で判断するのではなく、1〜2カ月は様子を見てあげることが必要です。
病気はすぐには治らないことが多く、途中で薬を変えたり与えなくなってしまうことのほうがリスクの場合もあります。
まとめ:
動物病院に通い続けて、一向に病気が改善されない場合はとても不安な気持ちになります。
動物は言葉を話すことも出来ず、的確な処置が人間よりも難しいので、セカンドオピニオンという選択肢はとても重要です。
長年苦しめられていた病気が、セカンドオピニオンをしたことによってあっという間に治ったという事例も何度も見てきたので、是非選択肢の一つとして頭の片隅に入れておいて下さい。
以上、動物病院に通い続けても病気が治らない時はセカンドオピニオンでした。
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