保健所に保護されたのら野良犬の頭数は年々減り続けていますが、のら猫の頭数は増えることはないですが、横ばいの状況が続いています。
保健所では飼い主を探す活動をしていますが、それでも攻撃性がなくならない猫などは最後まで飼い主が決まらずに最終的には処分をされてしまいます。
近所で1人はのら猫にエサをやっている人がいて困っている方も少なくないと思います。のら猫に無責任にエサをあげる人は、のら猫が増えるリスクと死んでしまう命の事にしっかりと考えなければいけない時にきていると思います。
のら猫にエサをやると近くにずっと居座ることになる:
のら猫はエサを一度でも与えると、その場所に居座ったり、時間が来る度にエサを貰いに来ることになります。そうすると、ウンチを花壇の土を掘ってしたり、オシッコをあたり構わず撒き散らすといった、人間にとって迷惑な行動を起こしてしまいます。
猫にとっては生きるために当然ですが、人間にとってはたまったものではないありません。そのウンチやオシッコを処理をしていればまだマシですが、大抵の場合、自分がエサよりをしているのら猫がしたウンチやオシッコも放置といったケースがほとんどだと思います。
近隣住人とのトラブルにもなりかねない迷惑行為ということを、エサをあげている人は自覚をしなければいけません。
のら猫は発情の時期はうるさい:
聞いたことがある人も多いと思いますが、猫の盛りは深夜問わず大声で鳴き始めるので、近所迷惑この上ないことです。
メスを巡ってオス同士の喧嘩も多く発生して、ちょっとドキッとするような音が外から聞こえてくることもあります。
のら猫はどんどん増え続ける:
最初はのら猫1匹だけにあげていたのに、気づいたら違うのら猫が1匹増え、更に1匹増えるなんてことは珍しくありません。3,4頭の小さなコミュニティーが出来て、エサをあげる人の家の周辺を拠点にして行動をするようになります。
そして、のら猫の子猫が生まれ、どんどんコミュニティが増えて10頭以上になることもあり、糞尿被害や発情時期は更に大変なことになります。
命に対して無責任のエサやりのせいで:
のら猫が増えてしまうと、加速度的に増えていってしまうので、車に轢かれたり、保健所に連れて行かれてしまいます。
犬の保健所に収容される頭数は年々減少傾向にありますが、現在は猫のほうが保健所に収容される頭数が多く、激増もしていませんが激減もしていないといった現状です。
最期に:
可哀想だと思ってごはんをあげてしまったら、それが原因で死ななくてもいい命が生まれてしまうことを自覚することが大切です。
ごはんをあげるのならば、自分の家で飼う覚悟がなければ絶対に辞めましょう。
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