最近猫ブームに押され、犬のテレビ露出がメッキリ減ってしまいまし倒壊が、少ない露出で唯一多いのが柴犬だと思います。
海外では飼主に従順で愛嬌のある表情や自立心のある性格で人気になっており、日本でも飼育されている日本犬の80%が柴犬とも言われるくらい人気のある犬種です。
柴犬を飼おうと思ってる人は飼うにあたって参考になる部分もあると思いますし、柴犬を飼っている方からしたら、柴犬のあるあるネタが多いと思います。
- 柴犬の性格について:
- 他人は気軽に触れない犬種が柴犬:
- 子犬の柴犬の毛色について:
- 柴犬の平均体重:
- オスとメスの性別の違いについて:
- 子犬の柴犬の選び方について:
- 柴犬はダブルコートだから外飼いできる:
- 柴犬の抜け毛について:
- 柴犬は水が大嫌い:
- 毎日の散歩はかかせない:
- 柴犬は気難しいから多頭飼いには向いていない:
- 柴犬はドッグランで嫌われやすい犬種:
- 豆柴について:
- 最後に:
柴犬の性格について:
性格は飼い主に従順で愛嬌がある性格ですが、飼主以外には興味がなく気難しいと思われることもあります。飼主だけに従順というところが魅力の一つですね。
また、マイペースでおっとりしている子が柴犬には多く、犬というよりは猫っぽい性格です。
家での無駄吠えも他の犬種に比べ少ないのも特徴で、プードルやダックス等の洋犬より落ち着きがあり大人びています。
しかし、警戒心が強く勇敢な性格をしているので、知らない人や犬に対しては威嚇をして吠える番犬として活躍をしてくれます。
また、柴犬は独立心が強いので、極端に可愛がられるのを嫌がる傾向があり、しつけ上もあまりよくないので、溺愛したい方ならプードルやダックス等の犬種のほうがオススメです。
柴犬とはある程度距離感を持って接してあげる方が、ストレスなく柴犬自体も過ごせるのでいいと思います。
関連記事>>>日本犬と洋犬は同じ犬でも全然性格や特徴は違う
他人は気軽に触れない犬種が柴犬:
飼い主さん以外にはあまり興味がないという柴犬ですが、トリマーからしても少し柴犬は警戒する犬種の一つです。
なぜなら、柴犬は飼主以外に攻撃性を発揮することもあり、噛まれてしまうリスクが他の犬種に比べ高いからです。特に男の子は気も強い為、女の子の方が飼いやすいかもしれません。
関連記事>>>飼い主だけに従順な日本犬、誰でも人懐っこい洋犬の違いには理由があった
子犬の柴犬の毛色について:
柴犬は日本犬なので、毛色も日本語名で付けられているのも、他の犬種にはない柴犬の小さな違いです。
赤茶(レッド)
柴犬の中で一番飼われている数が多いのが赤茶色の柴犬です。
そもそも、生まれてくる確率が80%ほどあり、他の毛色に比べて高い確率で赤茶色の柴犬が生まれてくるので、柴犬は赤茶色が多い理由となっています。
柴犬の赤茶の子犬は、毛色が赤茶色で毛先が黒色がまざった毛色をしていることもありますが、成犬になるにつれ毛先の黒色の部分がなくなり、皆さんがイメージしている柴犬になります。
黒色(ブラック)
黒色は赤茶色に比べ生まれてくる確率が10%程度と言われていて、数が少なく希少性が高いので人気がある毛色です。
そのため、赤茶色より高い値段で販売されていることも多く、ペットショップを探しても黒柴に巡り会える確率は低いです。
全体的には黒色ですが、足先や顔先などの一部に赤茶色や白色のポイントが入ります。
黒色は目の上のマロ(まゆ毛)のような、クッキリとした毛色になっているのが特徴の毛色です。
白色
ソフトバンクのCMでおなじみだったお父さん犬に似ていますが、お父さん犬は北海道犬なので、白柴ではないです。
白柴が人気になっているのは、お父さん犬の影響が強いみたいです。
黒柴よりも希少性が高く、白柴を販売しているペットショップはかなり少ないです。
実は白色という毛色は柴犬には正式になかったのですが、最近ようやく認められつつある毛色になっています。
白色を認めなかった理由は、日本犬保存会が白色を認めると赤茶色や黒色の柴犬がいなくなってしまうのを防ぐために、今まで白色の柴犬を認めてきませんでした。
ドッグショーではミスカラーと言って、正式な毛色ではないということで減点されてしまうようですが、ペットとして飼う上ではなんにも問題はありません。
白色といっても、真っ白からクリーム色のような色まで幅広く、色によっての雰囲気も変わってきます。
また、柴犬白色はメラニンが欠乏することによって起こる突然変異のアルビノではなく、通常の交配によってできた白色なので、白色だから健康状態に以上があるということはないです。
胡麻(赤胡麻・黒胡麻)
胡麻(ごま)色の柴犬は更にレア度が高く、実物を見る機会は中々ないと思います。
赤色・黒色・白色の3色が混ざった毛色で、毛色の入り具合によって、「赤胡麻」や「黒胡麻」などという毛色になります。
上の写真で見てみると他の毛色と比べてみても雰囲気が異なりますね。
柴犬の平均体重:
メスのほうが小さく、オスのほうが小さい傾向がありますが、平均体重は7kg〜11kgほどです。
大きくなる子は、同じ月齢の柴犬同士を比べて、足が太い子は成犬になってら体が大きくなる可能性が高く、逆に足が細い子は小さくなる可能性が高いです。
性別による違いは体重以外にもいろいろあります。
オスとメスの性別の違いについて:
性別の違いで大きく異なるのは「ヒート(生理)」があるかないかです。
メスはヒートの時期はソワソワしたり、いつもと性格が変わるようなこともあります。
犬を飼う前には、必ずオスとメスによる違いは確認しておきましょう。
オスとメスによる違いは「オスとメス同じ犬でもぜんぜん違う!性別で分かる性格差やライフスタイルの違い」に書いてあるので参考にしてください。
子犬の柴犬の選び方について:
柴犬は日本から古くある日本犬なので、トイプードルなどの人気犬種にくらべ、大きさなどが非常に安定している犬種です。
そのため、柴犬は他の犬種に比べ、極端に大きくなったりすることはあまりありません。
成犬になっても可愛い子は、マズル(口周り)が太めの子の方が可愛らしいですが、最終的には好みの問題になってきます。
まずは好みの毛色や性別を決めることをオススメします。
また、犬選びよりも大事なのは、実はペットショップ選びです。
ペットショップによって、生体保証や医療保障などが異なり、他にも犬に対する知識も大きく変わってきます。
そのため、ペットショップから柴犬を買おうと思っている人は、「信頼できるペットショップの選び方と子犬の選ぶ時に絶対に見るべき13個のポイント!」でペットショップ選びを参考にしてみて下さい。
柴犬はダブルコートだから外飼いできる:
日本犬はそもそも昔は外飼いだったので、今でももちろん柴犬は外飼いが出来る犬種です。
日本の四季に対応できるように、柴犬はダブルコートで、寒さに強く水も弾きやすいように出来ています。
外飼いをしようと思っている方は、「外飼いをすると寿命が縮む?外飼いできる犬種、できない犬種」に書いてあるので参考にして下さい。
柴犬の抜け毛について:
抜け毛がとても多く、季節の代わり目は全身の毛が抜けるので、家中が毛まみれになってしまい、毎日粘着テープをコロコロをしないと追いつかないくらい抜け毛が凄いです。
ダックスやチワワの数倍抜けるので、室内飼いの場合は部屋中毛まみれになる覚悟が必要な犬種です。
日本犬なので、四季にしっかりと順応できる能力も洋犬と比べると高いとも言えます。
抜け毛対策は毎日ブラッシングをして、月に1回はトリミングサロンでシャンプーに出すと、抜け毛は多少落ち着いてくると思います。
柴犬は水が大嫌い:
体が濡れることが嫌いな子がとても多く、シャンプーは大嫌いというのも柴犬の大きな特徴です。
家でシャンプーするのが中々難しく、トリミングサロンでシャンプーを月に1回される方が多いです。
無理に家でシャンプーをしてしまうと、鼻や口等にシャワーが入ってしまい、余計にシャンプーが嫌いになってしまうこともあるので、嫌がるようなら無理せずトリミングサロンにお願いをするのがいいと思います。
トリミングサロンでもあまりに暴れて手に負えない子は、お断りされるケースもあるほどです。
なぜシャンプーが嫌いかは「柴犬の水嫌いが多い理由は日本犬独特のものだった – 犬猫生活 」に詳しく解説しているので、気になる方は見てみてくださいね。
毎日の散歩はかかせない:
運動量が豊富で雨の日も散歩は欠かせないという柴犬の飼い主さんはとても多いです。
適度な運動がないとストレスにも繋がってしまうので、毎日の散歩は欠かせません。
また、肥満にもなりやすいので、体重管理には気をつけたほうがいい犬種です。
柴犬は気難しいから多頭飼いには向いていない:
犬の祖先の狼は仲間と群れて生活をしていたので、現代の犬も多頭飼いにはそこそこ順応性がある犬種が多いですが、柴犬は多頭飼いには全く向かない犬種の1つです。
マイペースで飼主にだけ従順の為、他の犬と上手くやるという意識があまりありません。
寂しそうだからと言って、多頭飼いになってしまったら、大きなストレスになるので多頭飼いは避けたほうが無難です。
それくらい気難しい性格をしている犬種とも言えます。
どうしても多頭飼いをしたい場合、性格もオスより落ち着いているメス同士の方がいいでしょう。
柴犬はドッグランで嫌われやすい犬種:
最初に書きましたが、人にも犬にも興味がなく、ドッグランに行っても他の犬が馴れ馴れしくしてくるのに対して威嚇をしたり怒ったりするので、ドッグランでは嫌われやすい犬種です。そのため、なるべくドッグランなどには行かず、1人にしてあげたほうが本人の為にもなります。
ドッグランやドッグカフェに一緒に行きたいと思うなら、洋犬を飼ったほうが幸せになります。
豆柴について:
柴犬の小さい種類を豆柴といいます。しかし、豆柴という犬種は正式には認められておらず、豆柴として買ったのに普通の柴犬と変わらないくらい大きくなるということは少なくありません。
また、生まれてからあまり食事を与えずに、無理やり小さくさせて豆柴として販売するケースもあるようなので、豆柴と表示をしている柴犬は避けたほうがいいです。
豆柴と宣伝しているペットショップの意識はかなり低いので、もし柴犬を飼おうとしている時は、他のペットショップから探すことをオススメします。
最後に:
柴犬は洋犬にはない愛嬌や従順な面があり、日本犬の良さを再発見出来る素晴らしい犬種だと思います。
色々気難しそうな柴犬の性格ですが、しっかりと理解した上で、初めて飼う犬種が柴犬という選択肢も十分アリだと思います。
以上、 いま大人気の柴犬の意外と知らない性格についてでした。
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