犬猫に牛乳をあげるのはNGということをまだまだ知らない人が多いのが現状だと思います。それは、人間と一緒で牛乳の消化が得意な子と不得意な子がいるからです。
そんな、犬猫と牛乳の関係を知って損はないと思います。
なぜ牛乳を飲ませてはダメなのか:
すべての犬猫が牛乳を飲ませてダメと言うわけではありません。
牛乳を飲んでお腹を壊してしまう体質の子が非常に多く、人間以上に牛乳が不得意な犬猫が多いから与えてはダメと言われています。
牛乳を分解するのが苦手な犬猫は:
牛乳を飲んですぐに下痢をする犬猫がいるほど、牛乳が体質に合わない子がいます。
下痢まではいかずとも、軟便になったりしてしまう犬もいるので、そういった子には牛乳を与えないほうが無難です。
犬は牛乳を与える必要はない:
犬の祖先のオオカミの時代からつい最近まで、犬が牛乳を飲むという習慣がなかったので、そもそも牛乳を飲む必要がありません。
牛乳には乳糖と言われる成分が入っており、乳糖を分解する酵素が少なく、乳糖を分解できずに下痢や軟便などを引き起こしてしまいます。
そこまでして、牛乳をあげるメリットは少ないと思います。
牛乳を飲んでも大丈夫な犬は大丈夫だが:
ただ、牛乳は絶対に与えてはいけないとう言うわけではなく、今まであげていて特に何も起きていなければ牛乳を与えていてもいいと思います。
ただ、与えすぎは注意が禁物です。牛乳はカロリーが高く、人間からしたら少量でも、体の小さな犬猫からしたら結構な量になる場合があるります。
肥満気味の犬猫には、牛乳ではなく水道水をあげるようにしましょう。
その際、ミネラルウォーターではなく必ず水道水にしましょう。
ミネラルウォーターがダメな理由は、下記記事に記載しているので、興味がある方は読んでみてください。
どうしても牛乳を与えたい人は:
犬猫用のミルクが販売されていて、それらの商品は乳糖の量が少なかったり、全く入っていない製品もあります。
どうしても牛乳を与えたい人は、犬猫用の市販のミルクを与えてあげましょう。
犬猫用の牛乳でオススメのメーカーはワンラックです。
食が細い子や老齢な子には効果的な場合も:
食が細く何をあげても中々食べてくれないという犬や、老犬で食べる量が少なくなったり、選り好みをするようになって困っているという犬で牛乳を飲んでも下痢などを起こさない場合、牛乳はカロリーも高く、栄養も豊富なので少量でも効果的に栄養素を補助することもできます。
シニア用のミルクは売れ筋でも人気なので、栄養の補助で与えている飼い主さんは多いです。
最後に:
体質があっている犬猫は今までどおり、そこまで気にする必要はないと思います。
食が細い子や老犬老猫にはメリットもあるので、与えすぎて太らせないように量を調整して、牛乳を与えてあげるようにしましょう。
以上、本当は犬や猫に牛乳をあげるのはNGかも、意外と知らない牛乳のあれこれ。でした。
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