最近は猫ブームでテレビでもよく猫を見る機会も増え、頭数も犬より多くなったというニュースも話題になりました。
猫を飼いたいと思われている方なら、どんな猫の種類を飼おうか悩まれることは多いと思いますが、性別によっても性格が全然違うのはご存知でしたか?
どっちでも一緒でしょと思っているあなた、実際飼ったら後悔するかもしれませんよ。
猫を飼う前に必ずチェックをした方がいい、猫のオスとメスの性格が違うので飼いやすさも変わってきます。
あなたのライフスタイルにピッタリな性別の猫ちゃんを探す参考にしていただければ幸いです。
- 性別について:
- メスの特徴:
- 初心者にオススメな飼いやすい性別:
- オスとメスの見分け方:
- オスとメスの比率:
- オスとメスの鳴き声の違い:
- オスとメスの顔つきの違い:
- 毛のによって性格が驚くほど違う:
- 飼いやすい猫の種類:
- 最後に:
性別について:
生まれ持った性格は50%位、生まれてからの環境で変わる性格が50%位といわれています。
一概に全てを当てはめてしまうのは無理な話しですが、傾向としてはオスとメスで性格は変わってきます。
オスの特徴:
メリット:
オスは甘えん坊が多く、飼い主にとても懐きます。
メスより大きくなる傾向があるので、ガッチリした子が好きという方はオスがいいでしょう。
また、活発で遊ぶのが大好きな子も多いので、一緒に遊びたい方にはオススメです。
デメリット:
オスは縄張り意識が強く、部屋中にマーキング(オシッコを掛ける)をするので、部屋中にトイレシーツを引いてる方もいらっしゃいます。
去勢手術を早めのすることでマーキングが抑えられ、病気になるリスクも軽減するので、去勢手術はするようにしましょう。
去勢手術をすることで、いつまでもやんちゃで甘えん坊でいますが、去勢手術をしてないと、頑固な性格になっていく子もいます。
メスの特徴:
メリット:
女の子は気分屋で皆さんが想像している猫のイメージがメスになると思います。
マイペースな性格で、甘えてきたと思って撫でようとしたら、次の瞬間には違うところへいってるということもあります。
大きさはオスに比べると小さくなる子が多く、慎重派で賢い子が多いのがメスの特徴です。
オスより比較的大人しい猫が多く、落ち着いた猫を飼いたい方はオススメです。
デメリット:
ペットショップで買おうとした場合、同じ猫の種類と生年月日だった場合、メスの方が流通量が少ないので値段は高くなります。
なぜ流通量が少ないかというと、ブリーダーさんがメスは子供が産めるので、手元に取っておく確率がオスよりも高いからです。
また、オスより気が強く複数猫を買う場合は慎重にした方が無難です。
避妊手術をしないと、発情期には人間の赤ちゃんのような鳴き声で鳴くことがあります。避妊手術をすることで、鳴き声はなくなり、精神的にも安定することが多いです。
初心者にオススメな飼いやすい性別:
初心者だから飼いやすい性別はとくにないので、どういう性格の猫を飼いたいのか?というので変わってきます。
例えば、甘えん坊で活発な猫を飼いたい場合、オススメの性別はオスになりますし、落ち着きがあり小ぶりな猫を飼いたい場合はメスを選ぶといいと思います。
オスとメスの見分け方:
ペットショップから購入した場合は、プロがオスメスの判別をしているので間違えることはほとんどありませんが、のら猫や貰ってきた子猫の場合は、犬と違い性別を判別するのは少し難しいです。
成猫になったらタマタマが目立つので分かりやすいですが、子猫で名前をつけようとした場合に、オスかメスか分からないと困る場合もあります。
下記ポイントを引用させていただきました。
引用元のサイトは写真もあるので分かりやすいので、詳しく知りたい方は引用元を参照ください。
ポイントは2つです
①黄色矢印:肛門と尿の出口の距離が長い。
②赤丸:陰嚢(タマタマが入る袋)と思われる膨らみがある。猫の睾丸(タマタマ)は出生時には陰嚢の中に入っているはずですが、小さいため触ってもわかりません。
2ヶ月齢になれば明らかに睾丸がわかるようになります。
このときに1個しか睾丸がないことがあります。それは潜在精巣といって片方の睾丸が、お腹の中に残っているかもしれません。稀に両方の睾丸がお腹の中に残っていることもあります。
♀ 子猫のオスとメスの見分け方 ♂ | 猫専門病院の猫ブログ nekopedia ネコペディア
オスとメスの比率:
猫のオスとメスの比率は差はほとんどありません。
のら猫の場合は、オスは喧嘩で命を落とすこともあるので、メスのほうが多い傾向にあるようです。
三毛猫の場合は特殊で、ほとんどはメスで三毛猫のオスは大変希少価値があるようで、3000万の値が付いたとも言われています。
ただ、三毛猫のオスは遺伝子の異常でできるので短命のようです。
オスとメスの鳴き声の違い:
意外とオスとメスで鳴き声や鳴き方に違いがあります。
オスは”にゃーん”といった感じで甘えた感じで鳴きますが、メスの場合は”にゃん”と何かを訴えかけるような鳴き声である傾向があります。
また、メスは発情期に赤ちゃんの泣き声のような独特な鳴き方をするので、猫を飼ったことがない人も、猫の発情期の鳴き声を聞いたことがある人も多いと思います。
メスは年2回〜3回ほど発情期があるので、その期間は赤ちゃんのような鳴き声になります。
オスとメスの顔つきの違い:
オスのほうが顔が大きく、ほっぺの肉付きがよく鼻や鼻筋も大きく広いです。
メスはその逆で、顔が小さくほっぺの肉付きが少なく、鼻や鼻筋も小さく狭いので、慣れれば顔を見ただけでだいたい見分けることができます。
オスの方が全体的な顔の雰囲気は丸っこく可愛らしく、メスの場合は凛としてカッコイイ雰囲気があります。
毛のによって性格が驚くほど違う:
短毛種:
本来の野生の姿に近いのが短毛種の為、行動が活発で筋肉質の子が多いです。
好奇心や冒険心があり色々な動きを見せてくれるのが短毛種です。
ただ、一つだけ例外があり、短毛種のアビシニアンを改良されて作られたソマリは、
長毛種でありますが、活発な性格をしています。
同じ短毛種でも、有名なアメリカンショートヘアーとアビシニアンの性格は全く違い、アメリカンショートヘアーは甘えん坊で短毛種の中では比較的オットリしていますが、アビシニアンはかなり活発なので、同じ短毛種でも猫の種類によっても活発度合いが異なります。
長毛種:
人間に飼いやすく改良されたのが長毛種の為、性格は落ち着いていておっとりしているこが多いです。
そんな性格からか、静かな生活を好んで、うるさい環境は少し苦手です。
おとなしい子が多いので、初心者には飼いやすい猫となります。
飼いやすい猫の種類:
ペットショップでよく見る猫の種類は人気がある猫であり、比較的誰にでも飼いやすい猫のだと思います。
そんな中でも、更に飼いやすい猫を選んでいきたいと思います。
アメリカンショートヘアー:
定番中の定番であり、不動の人気ランキングNO.1であるアメリカンショートヘアー。
見た目が可愛いだけではなく、性格も非常にいい子が多く、とても懐っこいです。猫らしい適度な活発さや甘えん坊の性格を持ち合わせているので、プロからしても人気があるのが納得の猫です。
また、色も皆さんご存知のシルバーからレッド、ブラウン等様々な色もあり、色によっても全体の雰囲気や表情が変わるので、自分のお気にい入りの猫を探せることも魅力の一つだと思います。
ロシアンブルー:
アメリカンショートヘアーと次いで人気が高いのがロシアンブルーです。
綺麗な毛の色と大きな瞳が大きな特徴で、性格も落ち着いている、無駄に鳴くことも少ないのであまり手間がかからない猫でもあります。
また、甘え上手で愛嬌も兼ね備えた、見た目も中身も素晴らしい猫です。
ペルシャ:
独特の愛嬌がある顔で、一度ハマったら抜け出せない可愛さがあります。
長毛種なので、性格もかなりオットリしていて、今まで短毛種しか飼ったことない方だったら、本当に同じ猫なのかと思うほど性格が違います。
甘えん坊で、動きもゆったりなので、大人しい猫を飼いたい方はペルシャがオススメです。
ただ、毛が長い分ブラッシングをしてあげないと毛が絡んでしまったりするので、手入れの面は短毛種より大変かもしれません。
最後に:
同じ猫でも性別や毛の長さによって性格が大きく変わってきます。
ペットショップにいた頃に、何千という子猫達をみてきましたが、この傾向はやはり当てはまっていました。
自分の性格やライフスタイルに合った猫を探すヒントになればいいと思っています。
以上、オスとメス同じ猫でも全然違う!性別で分かる性格差やライフスタイルの違いでした。
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